渡辺産業株式会社 | WATANABE & CO.,LTD.

BRANDS

DEAKIN & FRANCIS

ディーキン&フランシス

ラグジュアリーブランドのOEMも担う世界最高水準のシルバーアクセサリー

HISTORY

  • DEAKIN & FRANCIS(ディーキン&フランシス)は、1786年、「Benjamin Woolfield」社によって、英国バーミンガムにあるジュエラリークォーターに設立されました。この地域は、ヨーロッパで最も多くの宝石関連業者が集まる場所で、英国製の宝石の約40%を生産しています。創設者の一人であったチャールズ・ディーキンとC.W.B. ムーアは、1848年から1879年にかけて、「DEAKIN & MOORE」として経営を始めました。ムーアの退職後、チャールズの甥であるスティーブン・ディーキンが入社し、社名を「DEAKIN & NEPHEW」に変更し、チャールズが引退する1881年まで経営しました。その後、スティーブンの義理の兄弟である、ジョン・H・フランシスが入社し、現在の「DEAKIN & FRANCIS」に、再度社名を変更しました。現在はディーキン家の7代目であるジェームス・ディーキンとヘンリー・ディーキン兄弟によって経営されています。

    2016年に創立230周年を迎えたDEAKIN & FRANCISは、長年に渡ってハンドメイドによる高品質なジュエリーやアクセサリーを、変わることなく作り続けてきました。これまでに、世界中のビジネスマンやセレブリティ、王室をはじめとした多くの人々のために、 ゴールドやシルバーはもちろんのこと、プラチナとダイヤモンドを使った正装用のカフリンクスや、クラシックなものからファンキーで個性的なものまで、様々なスタイルを生み出し、1000種類以上のカフリンクスをデザインしてきました。

    現在のディーキン家の、遠い祖先にあたるアーサー・ディーキンは、宗教戦争が勃発していた16世紀後半頃、海軍士官としての勇敢な行動が認められ、当時の王族であったヴィクトリア女王より家紋が与えられました。右手に斧を持つ意味は、彼が最も信頼していた武器を表し、王冠は王族を守った証を表しています。

    現在は、23名の社内チームに加え、他社とも緊密に提携し、コンセプトの設定からデザイン、原料や原石の買い付け、製造、小売に至るまで、全てを自社でコントロールしています。

    「上質」「真面目」「誠実」であること大切にし、これ以上改良の余地がないほどの最高水準で製造することが、ブランド・コンセプトです。

FACTORY

  • 創設当初と変わらない同じ建物
    現在、役員室とミュージアムとして使っている部屋は、ジェームズ・ワットのリビングルームでした。また、ルナー・ソサエティ(ジェームズ・ワットやマシュー・ボールトンらが所属していた科学者たちの交流団体)もこの場所で満月の夜に集会を開いていたそうです。工場の敷地は駐車場を含めて1エーカー(約4046㎡)あり、戦時中には防空壕として使用されていました。現在はコンディションやノイズを改善するために電力を使っていますが、職人の道具を動かすオイル・エンジンも残っています。志を同じくする熟練職人たちにも側で働いてもらいたいという想いから、工場の裏側に「Deakin Village」という作業用の施設を作っています。
  • 手作業にこだわり続ける理由
    DEAKIN & FRANCISの製品は、パーソナリティや人の感情によって定義づけられることが多く、大多数のモデルは彫りやはんだ付け、エナメル加工、艶出し、そして石をセットする工程まで手作業で行なわれています。そのため、どのアイテムも非常に感触が良く、品質を保ち続ける人間の要素を感じさせるだけでなく、製品の完全性にも触れることができます。また、ディテールひとつひとつに気を配っているため、同社の製品は決して大量生産されることはありません。
 
 
 
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