BRANDS

HISTORY

HISTORY

PRIVATE WHITE V.C./プライベート ホワイト V.Cは世界で最初の産業都市、イギリス・マンチェスターの自社工場で生産しています。

ブランド名の由来は1896年、イギリス・ウエスト・ヨークシャーのリーズに生まれたJack White(ジャック・ホワイト)氏への敬意として名付けられました。

ジャック・ホワイト氏はわずか18歳の時、ランカスター地方のキングス連隊に入隊しました。英仏軍によるコンスタンチノーブル(イスタンブール)侵攻が失敗したガリポリ(現在トルコのゲリボル)に配属され、1915年のガリポリの戦いに耐えました。それから部隊はバグダッドの数百メートル南、クート(イラクの町)で捕虜になっている英国軍の救助を命令されました。
この任務のさなか、部隊はメソポタミアのディアラ川横断を企てましたが、川の中程に達した時、数分のうちに敵の激しい銃撃や砲撃を受け、ジャック・ホワイト氏以外の全員が死亡か負傷するという悲惨な結果となりました。
彼はとっさに電話線をボートに括り付け、海中に飛び込み、ボートを岸まで引き戻しました。これにより彼は指揮官と仲間の命を救っただけでなく、ライフルや貴重な装備品を守ったのです。

1917年6月27日、ジャック・ホワイト兵(Private)は、イギリス軍とイギリス連邦軍において最も高く名誉のあるビクトリア十字勲章を受章しました。
そして彼は戦争が終わるまで軍に貢献しました。


Private White V.C. (ホワイト兵V.C.)の功績がコミックにされています。





戦争が終わるとPrivate White V.C. (ジャック・ホワイト氏)はヨークシャーに戻り、マンチェスターの中心にあるレインコート工場でパターンカッターの見習いとして働き始めました。その後ジェネラル・マネージャーとなり、1938年工場の権利を引き継ぎオーナーとなりました。
彼は1949年52歳で亡くなるまで働き続け、現在の工場の基礎を築き、工場は伝統的なランカシャーのコットンレインコートやヨークシャーの影響を受けたウール素材の洋服を専門とするリーディング・カンパニーとなりました。

第二次世界大戦後(1945年)、健康を害したジャック・ホワイト氏は連合軍の為にミリタリー・グレートコートやユニフォームをつくり続けていたEmblem Raincoats社に工場を売却しました。
1949年ジャック・ホワイト氏が亡くなると、工場は再び売りに出され、当時5大テーラーの一つ、Waverley Weathercoats社により買収されました。

1983年地元企業家のMike Stoll氏とWaverley社はパートナーを組み、Waverleyがデザインしたたくさんのユニフォームを供給すると同時に、Aquascutum, Burberry, Nigel Cabourn などへもデザイン、生産を始めました。

1997年、会社は再びジャック・ホワイト氏の曾孫(James Eden/ジェームス・イーデン)氏により買収。彼の死後60年以上も経ち、家族の元に戻ったのです。



FACTORY

工場は「COOPER & STOLLBRAND」の名でよく知られ、地元のコミュニティーの重要な拠点となっています。また、多くの地元スタッフに支えられ、ほとんどの素材を地元から購入しています。
特に「PRIVATE WHITE V.C. / プライベート ホワイトV.C.」 ブランドの商品は工場のほんの数マイル離れたヨークシャーとランカスターのボーダーラインにあるMallalieu’s of Delph社で作られた生地を使用しています。ここは伝統とテクノロジーが融合したとても魅力的なミルです。また糸は谷を隔てたR. Gledhill社より供給されています。
さらに、工場で使う水さえもすぐ裏にある湿原地から直接引いています。

このように英国の上質な素材と熟練工により作り出される商品は「Made In Manchester」と言い切れるほど、地元に根差したものです。これはジャック・ホワイト氏より引き継がれたものであり、地元経済を活性化するユニークな方法で、工場で働くスタッフ一人一人は非常に誇りを持って働いています。

BLAND ETHOS

家族で引き継がれたものにインスパイアされ、英国生産に非常にこだわった、価値あるウエアーを作り出しています。
デザインはダンヒルのヘッド・デザイナーでもあったMr. Nick Ashley(ニック・アシュレイ氏)が担当。
ジャック・ホワイト氏のミリタリースタイルなワードローブに直接影響を受けています。
結果、タイムレスなスタイルと機能性、伝統的なディディールにトレンド要素が加わったバランスの良いウエアーを提供しています。

細部にこだわり、更に耐久性を求める現代のジェントルマンの為のブランドです。


MEET NICK ASHLEY

ニック・アシュレイは「プライベート ホワイト V.C.」のデザイナーであり、KENZOやTOD’S , DUNHILL MENSWEARなどのファッション業界で長い間働いてきた人物です。ファッション&インテリアデザイナーとして知られるLaura Ashley (ローラ・アシュレイ)の息子で、早い時期からデザインと創造性に夢中になり、母親の後を辿ることに少しの疑問もありませんでした。
家族経営の仕事をこなし、ヨーロッパのいくつかのリーディング・ファッション・ブランドで働いた後、彼は自身のブランド「Nick Ashley」のショップをロンドンに設立。製品は「COOPER & STOLLBRAND」によって作られていました。ここ日本でも店舗展開をしたニックは更にアメリカの3つのホテルからデザインを頼まれました。
彼はオートバイとカーレースの免許を持ち、Paris Darkar 2000ではすばらしい記録を残しました。また、ヘリコプターも好きで飛行機のパイロットでもあり、スキー登山者でもあり、料理もとても上手、すること全てに没頭できる彼の能力は、デザインに対する彼の情熱の証でもあります。
彼は長年、歴史的なものやミリタリーウエアーが大好きで、「プライベート ホワイト V.C.」は彼にとって抑えきれないインスピレーションが表現できる理想的な選択です。

「私は20年以上工場と付き合いがあったので、ジェームスから彼自身のブランドを一緒にやっていく手伝いを頼まれた時は、二つ返事で引き受けたんだ。
プライベート ホワイト V.C.は信頼できるブランドで、羊から始め、地元で糸を紡ぎ、マンチェスターで大切に作られたウエアーは、そういったことをとても大切に思う人々や、人生を通して一緒に歩んでいける洋服に愛着を持てる人々のためのものなんだ。」